2012-11

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藍布屋

 こんばんは。渡邊です。
 今回ご紹介するのは、藍布屋(らんぷや)さんです。
 
 倉敷市児島味野に本社を置く、藍布製品やデニム製品などの製造・販売を行っている会社です。伝統の技にこだわり、原綿や糸にも追求を重ね、超ローテク作業で作られている高級ジーンズブランド「桃太郎ジーンズ」は、きっと多くの方がご存知だと思います。他にも、ヨーロッパのデザイナーたちに声を掛けられ、彼らを満足させるためにつくった「JAPAN BLUE JEANS」や、天然藍でしか味わえない美しい青、そして手織りでしか味わえない素朴感を味わえる至高の逸品「本藍手織り手染めジーンズ」など、世界的に見てもハイクオリティーなジーンズをつくっておられるメーカーさんです。

 代表の真鍋寿男さんは会社の経営について、「これからの目標は、今までつくってきた“礎”を継続すること」、また、「オーナーに憧れを持っていないと仕事は続かない」と言っておられました。ものづくりへの熱い思いをもったリーダーと、そのリーダーを心から尊敬している社員たちが集まっているからこそ、世界に認められる製品をつくることができるのだと感じました。

 そして、この藍布屋さんは、児島地区の活性化に向けた取り組みにも力を入れておられます。真鍋代表は、児島ジーンズストリート推進協議会の会長を務めておられます。藍布屋のお店も出店されているジーンズストリートは、味野商店街の空き店舗を再利用したもので、今では14のお店が集まり、児島の新たな名所として注目されています。また、児島のジーンズのPRをする展示をJR児島駅に設置したほか、現在は地元の酒造メーカーと新たな特産となるお酒づくりに取り組んでおられたりと、児島を元気にするためにとても積極的に取り組みをされています。また、ジーンズ製品の開発に際してファンドを立ち上げた経験から、児島のまちづくりのためのファンドをつくりたいとも言っておられました。そんな真鍋代表のもとにはテレビや雑誌などの取材も多く訪れるため、分刻みのスケジュールとなっています。
 
 そして、この動きは波及効果を見せています。「児島地区の活性化につなげようと若い人たちがやってきて起業したり、地元の若者たちが新たなイベントを企画・運営するなど、児島は変わってきている」と真鍋社長は言っておられました。

 まちの活性化には、戦略的に考えられる能力や、マネジメントの能力が求められます。そういう力を持った若い人材が集まれば、まちの未来は開かれていくと思います。

 高い品質を持ったこだわりの製品づくりに力を入れながら、地域の活性化にも真剣に取り組む。児島の地場産業を浮揚させる、とても心強い会社だと思いました。
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ライフネット難波

みなさん、こんばんは。
今週は私、馬場が投稿させていただきます。
最近は寒さが増してきて、私が現在住んでいる高知県でも風邪をひく人が増えましたが、お元気でしょうか。私が今紹介しているイ草業界の代表的な商品、畳には断熱効果もあるので、部屋を暖かくしたい際には、畳を使うのも良いアイデアですよ。では、畳の宣伝もさせていただいたので、今回も岡山でイ草を扱う企業、ライフネット難波さんについて紹介させていただきます。

ライフネット難波は、岡山県倉敷市の茶屋町という町に本部が存在する企業です。茶屋町は私の実家の隣町で、祖父母も在住しているので、元々名前は知っており、私にとって親近感の強い企業でした。

ライフネット難波さんのビジョンには、いわゆる「寝ころびの文化」の温かみを提供しようという思いがあります。日本の生活スタイルが変化して、フローリングなど畳や花ござの代替品が出てきても、日本人は昔からイ草製品を使ってきたのだから、またイ草製品を使って、「畳や花ござに寝ころびたい」と思う時は来るはずで、そういった際にイ草製品を提供することによって、単に生活に必要な機能を提供するだけでなく、やすらぎを提供したいとのことでした。確かに私の実家の部屋も、フローリングの部屋が多かったですが、畳敷きの部屋も何部屋かあり、そこで寝転がってテレビを見たり、昼寝をするとすごく落ち着いた気分になれた思い出があり、このビジョンには共感しました。

そんなライフネット難波さんの経営方針は、同じイ草を扱う企業でも、前回紹介した今吉商店さんとは大きく異なります。今吉商店さんの経営方針は地産地消なのに対して、ライフネット難波さんの経営方針は、全国に18店舗のライフネットグループを展開しています。そしてその大きな特徴は、独立採算制をとっている事です。その狙いは、会長の難波敏弘さん曰く「支店や営業所などを置くよりも、独立採算制のグループ会社のほうが社員のやる気を引き出せる」とのこと。私の取材にこたえてくださった営業部の方も、「どの支店の社員もノルマとお客様の満足にむけてモチベーションが高い」とおっしゃってました。

そんな意識の高いライフネット難波さんのメンバーが売り出す商品は、通常の畳や花ござに加えて、他社にはない特徴的なものも多いです。ライフネット難波さんが販売している商品で私が印象的だと思ったのは、水洗いのできる介護施設向けの「機能畳」でした。水洗いを可能にするために、製品の材料は本物のイ草ではなく、ポリプロピレンなど、プラスチックを使っているとのことですが、実際にその製品の縮小版を見せてもらい触らせてもらったところ、実際の畳に対しても再現度は高く、ここに寝転がっても落ち着けるなと思えました。なるほど、確かに介護施設などは汚れの掃除も大変で、そこで従来の畳が掃除がしづらく、使いにくいのはわかります。しかしそういった高齢者の方々は、私たちの世代以上にイ草の製品になじみが深いはずで、一番「ねころびの文化」に愛着がある世代と言っても過言ではありません。そういった介護施設でも使える畳を作れるというのは、しっかりとしたビジョンを持ち、お客様のニーズをしっかりと把握しているからだと思いました。また、状況によっては本物のイ草が使えなくても、代替品を使うことでお客様のニーズを満たし、満足させられるという点においても、発想の柔軟さに感心しました。

独立採算性をとることによって、全国に多店舗を展開しながらもそれぞれのグループが高いモチベーションを持ち、「寝ころびの文化」の提供に向けて、余念がないライフネット難波さん。新しく家を建てたりするときはもちろん、「ちょっとリラックスしたいからイ草の商品がほしい」と思った時、あなたのニーズを満たす商品は、きっとライフネット難波にあるはずです。

神馬本店

こんばんは。渡邊です。

今回担当分から、私が訪問させていただいた児島の繊維製品メーカーについてお話ししてまいります。

第1回目は、児島味野にある、株式会社神馬本店さんです。1959年設立のこちらの会社は、ファッションユニフォームの企画・製造・販売をされています。主なブランドとして、女性向けユニフォームの「セレクトステージ」、和のテイストを取り入れた男女向けユニフォーム「今昔草子」などを展開されています。

そんな神馬本店さんが今、最も力を入れておられるのが「美形(みかた)スカート」です。これは、ウエスト周りが気になる女性でも、履き心地が楽で、さらにウエストをすっきり締まって見せる効果があるというすぐれものです。もともとは年配者向けにつくった製品でした。しかし、これが若い世代からも需要があり、大変好調だそうです。神馬真一郎社長は、「お客さまは、他のスカートと比べてもこれがいいと言ってくださる。今後はさらに、美形キュロットや美形パンツも開発し、『美形ブランド』を構築したい」と意気込んでおられました。

履いていて楽なのがいい。でもスタイルはよく見られたい。この相反する2つの願望を見事に叶えたスカートって、すごいですよね。神馬本店さんは、本当に着る人のことを考えたものづくりをされているのだと感じました。そして、その想いが実を結び、予想外のヒットという形につながりました。
こういう会社が地元にあるということを知り、私はとてもうれしくなりました。

今吉商店

こんにちは。今週はわたくし、馬場が投稿させていただきます。

前回は岡山県のイ草業界ついて紹介させていただいたので、今回は予告通り、岡山のイ草を扱うお店、今吉商店を紹介します。

今吉商店は、創立明治30年と、100年以上歴史があるイ草製品のお店です。
場所は倉敷市西阿知という、倉敷駅の隣の駅、西阿知駅の近くにあります。今吉商店の代表者、今吉さんから教えて頂いた話では、この西阿知は昔はイ草の出荷の地点だったそうです。なるほど、確かに近くにもござを作っているお店がありました。

代表者の今吉正行さんは現在四代目。家族で後を継いでいかれたようで、跡継ぎの息子さんも現在修業中。従業員はご家族の5名で、娘さんは大学でデザインについて勉強されていたそうで、商品のデザインについてはもちろんのこと、今吉商店のブログ作成でも活躍されています。

そんな今吉商店の経営方針は、地産地消。使用するイ草のほとんどは倉敷産のもので、これは岡山のイ草農家が2.3戸になってしまった今日においては非常に珍しいです。その理由としては、一口に「~産のイ草」と言っても、その年の天候や気候によって、できるイ草の質は微妙に違います。そこを地元の農家から直接イ草を仕入れることで、その年ごとのイ草の質をしっかりと把握して製品を作り、宣伝ができるので、より素材を生かした商品作りができるとのこと。更にそのイ草農家では、跡取りの今吉俊文さんも栽培、収穫を行っているので、情報はより正確に伝わります。出荷先も「実際に今吉商店の製品を見て、触って、よさを分かった上で買ってほしい」という思いのもと、美観地区や常連の方のオーダーです。

ここまで聞いただけでは、皆さんは「昔ながらの頑固な職人さん」というイメージを持ったかも知れません。
しかし、決してそうではなく、今吉商店の製品は現代のニーズに対応した商品が数多くあります。

今吉商店の商品のラインナップを見て驚くのは、従来のイ草製品である花ござや草履に加えて、イ草で作ったマウスパッドやCDケースなど、現代のニーズにこたえた製品が数多くあることです。
更にその売り出されている商品は、今まで今吉商店が作ってきた商品の氷山の一角で、以前はティッシュケースや携帯電話のケースなど、たくさんの商品も作られていたそうで、試行錯誤に余念がありません。私が訪問した際には、黒色がベースのシックなランチョンマットの製作に力を入れておられました。

「イ草製品は長く使うことができるので、ただ数多く売るのではなく、よりお客様が満足できるものを作りたい」と今吉さんはおっしゃっていました。
その一方で、「はなござ祭り」など、イ草や岡山の伝統産業を扱うイベントにも積極的に参加し、商品を出展。私は以前、恩師から「こだわりと頑固さは違う」と教えていただいたことがありましたが、地産地消というこだわりを持ちながら、現代のニーズに対応したよりよい商品を作ろうとする今吉商店を見て、恩師の言葉の意味をより深く理解できた気がしました。

岡山の伝統を守りながらも、歩みを止めない今吉商店。岡山在住、特に倉敷在住の方は、ぜひ一度美観地区に足を運んでください。
商品を目で見て、触ることで、今吉商店の商品の良さが一層よく伝わってくるはずです。

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